私たちは呼吸をすることで酸素を取り込み、活動エネルギーにしています。このときどうしても避けられない宿命があります。それは、体内に吸入した酸素の約2%が「活性酸素」となることです。
活性酸素とは、酸素原子が電子を失った状態のことをいいます。活性酸素は再び原子としての安定性を求め、高エネルギーで周囲の物質に酸化という大きな変動・影響を与えてしまうのです。この化学反応は細胞、さらには遺伝子に障害を与えたり、正常な機能を阻害します。
脂質が活性酸素と結びつき過酸化脂質となり、
動脈硬化からくる血行障害から病気になるように
活性酸素が病気の原因の90%を占めています。
通常、活性酸素は体内進入した細菌や、ウィルスをサビさせて殺しますが、過剰に出来た活性酸素は細胞をサビさせます。