いま、なぜ水なのか

環境破壊が引き起こす水質汚濁・自然界の生態系崩壊

 野や山に降った雨が、川や地下水として海へ下り、太陽熱により水蒸気が雲となり雨を降らせる自然界における水の循環システムも正常に作動しなくなり、合成洗剤や廃油など生活排水による水質汚濁、工場排水、化学物質、ゴルフ場などの除草剤、農業用水と共に流出する農薬は土壌をも汚染し、さらに、ゴミの焼却時に発生するダイオキシンが水に溶け、水源を汚染し、廃棄物から溶出を続ける環境ホルモン等による水質汚染は人間又は、自然界の生態系をも破壊する事に繋がっております。


水道水の不安が生んだミネラルウォーター消費の急増

そして、トリハロメタンとは・・・

 水源から取水され浄水場に導かれた原水は、物理・科学的に浮遊物質と溶解物質の除去、生物学的には細菌と生物除去の工程を経て各家庭に水道水として排水されています。浄水は浄化完了後、塩素消毒されています。
 水道水の、あのカルキの臭いは残留塩素のものです。他にもカビ臭、トリハロメタンなどの有害物質、濁り、赤錆など水道水に対する不安はミネラルウォーターの消費量の急増、家庭用浄水器の需要増に結びついています。

−トリハロメタン−
 クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4つを総称してトリハロメタンと言われています。水道水は、細菌汚染を防止するために塩素が使われます。塩素は、消毒効果のほかに酸化作用もあり、水に溶けている鉄・マンガンなどの金属を酸化したり、アンモニア性窒素や有機物を分解したりする作用があります。この塩素が水道水中の有機物と反応して有機塩素化合物、つまり、トリハロメタンを生成してしまうのです。トリハロメタンは、発ガン性が指摘さています。


水の知識

人間は水のカタマリです!

 私たちのカラダの約65%は水です。水は体液として栄養素をカラダに吸収し、すみずみまで運搬し、体内で不要になった老廃物を体外に排出する役目もあります。常に健康なカラダを維持していくのに1日平均2.5リットルの水分を必要とし摂取と排出をくり返しています。


水の処理方法

1、自然水
 多くが地下から湧き出た水を殺菌処理し、ボトリングされた水です。各地の「名水」と呼ばれる水が、多いようです。

2、水道水
 何通りものろ過を繰り返し、最後に塩素(カルキ)による殺菌処理をした、菌のレベルでは完全に安全にした水だと言えます。

3、浄水器
 一番多く普及している浄水器です。これは、多くが水道の蛇口に取り付けるタイプで、水道水の中のカルキを取り除く目的で取り付けられています。ペットボトルで販売されている水の中には、ただこの浄水器で浄水した水を殺菌処理し、ミネラルを添加して販売しているものもあります。

4、軟水器
 主に水の中のカルシウムを取り除く目的で使われます。例えば沖縄等、硬水の地域で使われています。

5、逆浸透膜生成器
 水の中のミネラル分(電解質)をすべて取り除く目的で使われています。例えば精密部品などを洗浄するための水としてアメリカのNASAが開発されたとされていて、それを前面に出したセールスが展開されていますが、使用目的から考えても、体にふさわしい水であるかどうかは疑問です。

6、磁気水
 磁気を活用して、水に間接的な電気の力を加えます。

7、電子水
 直接高い電圧の電気をチャージします。

8、電解水生成器 医療用具承認番号:第21400BZZ00466000号
飲用して慢性下痢、消化不良、胃腸内異常発酵、制酸、胃酸過多に有効です。弱酸性のアストリンゼントとして美容に用いられます。

 水道水を浄化した後、微弱な電流を用いて完全にプラスとマイナスに分解してしまう機器です。このプラス極には、アストリンゼント効果を持った水が、マイナス極には、胃腸異常発酵を止める等、それぞれ特徴を持った水として生成されます。

 これら8種類の処理された水の中で、医療機器として有効性が承認されているのは、唯一、電気分解の水(電解水生成器)だけです。環境汚染などで私たちの身体にとって、あまり良くなくなった水を処理して、少しでも健康づくりに役立つ水にするためには、電気の力を活用して水を分解し、プラスとマイナスそれぞれに力を持たせることが大切になってきているようです。